

本ビジョンは、八重洲通りを「歩行者中心」で「居心地の良い空間」として再編することを見据え、地元住民や民間事業者に将来像を共有することで、今後の八重洲通りのあり方を議論するためのたたき台となることを目的としています。
これまで、地域団体や地元企業によって構成される東京駅前地区駐車対策協議会において、八重洲通りの再編の可能性について議論を重ね、2023年10月には、道路を賑わいあふれる空間として活用する社会実験として「YAESU st. PARKLET」が実施されており、本ビジョンの検討につながっています。

かつての八重洲通りには船入堀が開削され、全国から海を通じて江戸城築城のための資材や職人が集まり、埋め立て後は広小路としてまちのにぎわいが表出する場となっていました。
いまや国際都市となった東京の駅前通りである八重洲通りにおいては、その立地のポテンシャルを最大限に生かせるよう、まちの設えを整えることが重要です。まちの魅力を最大限引き出すとともに新たなにぎわいを創出し、日本の魅力を発信しながら、東京駅から駅前地域への回遊の基軸として東京の新しいシンボルとなるような人中心の道路空間再編を目指します。
ビジョン実現のために2つの基本方針を掲げます。
また、基本方針に基づき、八重洲通りでの展開を期待する理想的なアクティビティのシーンを描きます。





※パースは検討段階のものであり、今後変更となる可能性があります。






※パースは検討段階のものであり、今後変更となる可能性があります。
本ビジョンを実現するためには、今後ハードとソフトの両面で検討を進めていく必要があります。本ビジョンをたたき台として、地元住民や関係機関と協議を行いながら、随時、内容のアップデートを行っていきます。


令和2年に国土交通省は、道路における「通行」以外の柔軟な利用の促進を目的に、歩行者利便増進道路(ほこみち)制度を創設しました。これにより、歩道上へのオープンカフェやベンチなどの設置がより柔軟に認められるようになり、沿道との連携等によるにぎわいの創出が期待されています。

大阪のメインストリートである御堂筋では、2037年までに「完全歩道化」を目指しており、その第一段階として側道の歩道化が進められています。実現のための影響検証として、閉鎖された側道を活用した滞在空間や賑わいの創出が行われました。地元企業などで構成されるエリアマネジメント組織によって運営されています。





※パースは検討段階のものであり、今後変更となる可能性があります。